奥様はネットワーカ Wife at Network

<内容>
某国立大学工学部化学工学科の秘書として働くスージィこと内野智佳。
秘密を抱えながら秘書として働く彼女の周りで、暴行傷害事件が多発していく。
そして、友人のルナまでがその被害者に…。
暴行傷害事件から殺人事件へと発展していく事件に対し、それぞれに秘密を抱えている6人の人物の視点で追っていく。

<感想>
森作品はほとんど(小説に限る)読んでる僕ですが、最初に本屋で見かけたときは買うのを躊躇ってしまいました。
同じ出版社から出てるのに紙の質が違うし、やたらと挿絵が入ってるし…。
なので、結局買ったのは発売されてから1ヶ月くらい経った後で、しかも昨日ようやく読み始めて読み終わって。
ただ、最初にこの本に対して抱いていたイメージは、最後まで読めば吹き飛んでしまいました。
さすが森先生って言う感じなのかな?
随所に描かれる殺人犯の思考や周りの情景などは、読みながら想像が広がっていく感じでした。
事件の謎が解明された時、思わず「そう来たか」と思っちゃったし。
登場人物の評価が読み初めと読み終えた後でこうも変わったのは久々かもしれないです。
奥様はネットワーカ 奥様はネットワーカ
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著者名森博嗣
出版社名講談社ノベルス
メディアファクトリーダヴィンチ編集部
出版年月2005年1月
2002年7月
ページ数222P
221P
ISBNコード4-06-182410-4
4-84-010604-5
価格840円(税込)
1680円(税込)
評価★☆☆☆☆
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